バケットリストとは何か
バケットリストとは、死ぬまでにやりたいことを書き出したリストのことです。
英語の慣用句「kick the bucket(亡くなる)」が語源で、2007年の映画『最高の人生の見つけ方(原題:The Bucket List)』で広く知られるようになりました。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが、余命宣告を受けた後に「やりたいことリスト」を実行していく物語です。
でも、バケットリストは余命宣告を受けた人だけのものではありません。今の自分が、残りの人生をどう使いたいかを見つめ直すためのツールです。
書き出すだけで実現率が上がる
ドミニカン大学のゲイル・マシューズ教授の研究によれば、目標を紙に書き出した人は、頭の中で考えただけの人に比べて達成率が42%高いという結果が出ています。
やりたいことは、頭の中にあるだけでは「いつかやりたいな」で終わります。書き出した瞬間から、それは願望から計画に変わります。

バケットリストの作り方 5ステップ
ステップ1:道具を用意する
ノートでもスマホのメモでも構いません。大事なのはいつでも見返せる場所に書くこと。Nokori.の「やりたいことリスト」機能を使えば、残り時間と一緒に管理できます。
ステップ2:制限なしに書き出す
最初のルールは「ルールを作らないこと」です。
- 実現可能かどうかは考えない
- 大きさや費用は気にしない
- 人にどう思われるかは無視する
- 「〜したい」ではなく「〜する」と書く
「世界一周する」と「近所のラーメン屋を全制覇する」が同じリストにあっていいのです。
ステップ3:カテゴリで整理する
書き出した後、以下のカテゴリに分けてみましょう。漏れているジャンルがあれば、そこからさらにアイデアが湧いてきます。
ステップ4:期限をつける
「いつかやる」は「永遠にやらない」と同義です。今年中・3年以内・10年以内の3段階で分類してみてください。
ステップ5:最初の1つを予定に入れる
リストの中から、今月できることを1つ選んで、カレンダーに入れましょう。日付が入った瞬間、それは夢ではなく予定になります。
カテゴリ別アイデア100選
100個書くのが難しいという声をよく聞きます。以下のカテゴリ別リストをヒントにしてみてください。
旅行・体験(20個)
- 屋久島の縄文杉に会いに行く
- 北海道でラベンダー畑を歩く
- 沖縄の離島で何もしない1週間を過ごす
- 富士山に登る
- 青春18きっぷで日本縦断する
- オーロラを見る
- ウユニ塩湖に立つ
- モロッコの砂漠で星を見る
- イタリアで本場のピザを食べる
- ニューヨークのタイムズスクエアで年越しする
- 熱気球に乗る
- スカイダイビングをする
- 深海魚を見に駿河湾に行く
- 知床で野生のヒグマを見る
- しまなみ海道を自転車で渡る
- 四万十川でカヌーを漕ぐ
- 直島でアート巡りをする
- 高野山で宿坊に泊まる
- 秋の京都で紅葉を見る
- 冬の銀山温泉に行く

食・グルメ(15個)
- 築地(豊洲)で朝5時から寿司を食べる
- 自分でそばを打つ
- 燻製を作る
- 10種類のスパイスからカレーを作る
- 地元の名店を全制覇する
- ワインのテイスティングを学ぶ
- 季節の果物狩りに行く(いちご・ぶどう・りんご)
- 料理教室に通う
- 自家製味噌を仕込む
- 誰かのために本気のフルコースを作る
- コーヒーの焙煎をする
- 日本酒の酒蔵を見学する
- フランスでワイナリーを巡る
- 自分だけのレシピノートを完成させる
- 屋台でその土地のB級グルメを食べ歩く
学び・スキル(15個)
- 英語で日常会話ができるようになる
- プログラミングでアプリを1つ作る
- ギターで1曲弾けるようになる
- 書道で自分の名前を美しく書けるようになる
- 資格を1つ取る
- 哲学の本を10冊読む
- 天体望遠鏡で土星の環を見る
- 絵を描いて額に入れて飾る
- 陶芸で自分の茶碗を作る
- 短歌か俳句を詠む
- 歴史の本を読んで、その場所を訪れる
- TED Talkを英語で100本見る
- 写真の撮り方を学んで個展を開く
- 新しい言語を1つ学ぶ
- 本を1冊書く(ブログでもいい)
人間関係(15個)
- 親に手紙を書く
- 旧友に連絡して会う
- 祖父母の若い頃の話を聞く
- 家族写真をプロに撮ってもらう
- 友人とキャンプに行く
- 恩師にお礼を伝える
- 知らない人と旅先で友達になる
- パートナーとサプライズデートをする
- 両親を旅行に連れて行く
- 子どもに自分の仕事を見せる
- 地域のボランティアに参加する
- 同窓会を企画する
- 家族で餃子を100個作る
- 友人の夢を応援する
- 自分の人生を語れる相手を見つける
健康・体験(15個)
- フルマラソンを完走する
- サウナの「ととのう」を体験する
- ヨガを3ヶ月続ける
- 早起き習慣を身につける
- 断食(ファスティング)を体験する
- 毎日1万歩を1ヶ月続ける
- 海でシュノーケリングをする
- ボルダリングに挑戦する
- 乗馬を体験する
- 自転車で100km走る
- 座禅を組んで瞑想する
- 温泉を100湯巡る
- SUP(スタンドアップパドル)をする
- トレイルランニングに挑戦する
- 柔軟体操で開脚できるようになる
暮らし・ライフスタイル(20個)
- 部屋を理想の空間に模様替えする
- ミニマリスト生活を1ヶ月試す
- 観葉植物を育てる
- 日記を1年間続ける
- 好きな映画ベスト100を決める
- お気に入りの喫茶店を見つける
- 手紙を書く習慣を作る
- 朝日を見に行く
- 星空の下で寝る
- 自分だけの本棚を作る
- デジタルデトックスを1週間する
- 自分の人生年表を作る
- 好きな音楽のライブに行く
- 映画館でオールナイト上映を見る
- 古民家に泊まる
- 花火大会を最前列で見る
- 初日の出を見に行く
- 自分へのご褒美リストを作る
- 人生のテーマソングを決める
- このリストを全部達成したら、次の100を書く
100個書けなくてもいい
最初から100個書ける人は少数派です。30個でも50個でも、書き始めたことに意味があります。
大切なのは、リストを「完成させること」ではなく、「更新し続けること」。人生の段階ごとに、やりたいことは変わります。それでいいのです。
残りの人生で、いくつ叶えられるか
Nokori.で自分の残り時間を計算してみてください。
残りの年数を知った上でリストを見返すと、「これは今年やろう」「これは来月やろう」と、優先順位が自然と見えてきます。バケットリストは、残りの人生を最大限に使うための地図です。